自然葬の経緯や種類と用地の多い埼玉県

埼玉県は、所沢市や羽生市、上尾市、川口市など樹木葬を行う事の出来る霊園が19箇所あり、埼玉県は関東圏では東京都と千葉県に次いで樹木葬の霊園が多く、埼玉県の樹木葬の霊園の数は神奈川県と茨城県を合わせた数と同等です。



自然葬自体は、646年の大化薄葬令以降皇族や貴族の間では原則として土葬が行われる一方で、市民達は現在清水の舞台のある鳥野辺や嵐山近くの化野、船岡山公園のある蓮野台などの洛外に死体を打ち棄て風葬や鳥葬を行っていたとされています。その後、仏教の伝来及び流布により火葬を希望する天皇や貴族が多い時代もありましたが、明治6年の太政官布告により天皇を含め全ての国民の火葬が完全に禁止されています。

しかし、昭和23年の墓地、埋葬等に関する法律により現在に至るまで自然葬は、墓埋法第5条に抵触する墓埋法違反や刑法第190条に抵触する死体遺棄及び死体損壊罪の刑罰に問われるとされて来ましたが、1991年に葬送の自由をすすめる会が散骨による海葬を強行した事により、当時の法務省と厚生省が条件付きで黙認する形となり現在に至っています。



現在では、樹木葬や散骨が世間に認知され始め、この葬送方法を希望する人が非常に増加していますが、未だ自然葬に対する偏見が払拭されていない事もあり、用地の確保が難しく用地が不足しているのが現状です。その為、用地の取得費用が高額になったり抽選になる事も多々あり、自然葬を諦めてしまう方も多くいます。

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